マクラーレンの2019年チームがとても強かったので少し考察してみた
マクラーレンは今シーズンの2019年から、それまでのペア、Fernando Alonso/Stoffel Vandoorne (アロンソ/バンドーン)から一気に2人を変更し、Carlos Sainz/Lando Norris (サインツ/ノリス)の若いペアに変更しました。
シーズン前、この新しいペアはそれほど期待されてはいませんでしたが、ふたを開けてみると、マシンが好調なこともあり2人は絶好調、結局ルーキーのノリスはドライバーズチャンピオンシップを11位、サインツは3強のドライバー達を崩す6位で2019シーズンを終えています。
なぜ、2人は今年躍進できたのか、何を進歩させたのか見ていきたいと思います。
1.そもそも車がよかった
まずはこの要因が大きすぎるといってもいいでしょう。
マクラーレンは前年のQ1敗退常連と化していた状態から見事に挽回し、いつのまにかQ3常連チームへと成長していました。
いい車がないといい順位で終えることができないF1の世界では、車の仕上がりが個人の順位に影響するのはあたりまえですね...
2. ノリスのスタート
ノリスは開幕数戦、予選でいい位置に着くことはできていたものの、スタートでポジションを落としてしまうレースが多々ありました。
バーレーンGPでは9番手でスタートしているものの、2周目には14番手まで順位を落としてしまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0VjWY--QdMA
P.S. このレースはスタートというよりか、1週目にコース外に押し出されてる感じですね…しかしチームボスのセイドルがノリスのスタートは最初は良くなかったと言っていた記事を見た事があるので、やはりスタートが課題となっていたようです。
スタートでなかなか順位を上げられなかったノリスですが、シーズン後半ではスタートも改善し、ポイントも後半戦は6レースで入賞して多く稼いでいます。
オーバーテイクが難しくなっている現代のF1でポジションをゲインさせるためには、スタートが絶好のチャンスになっています。
スタートで苦労してしまうと、その後のレースがとても苦しいものになってしまいます。
3.チームの優秀なストラテジストとサインツ
サインツはコンスタントに入賞していましたが、その裏にはマクラーレンの優秀なストラテジストが綿密な戦略でサインツを導いていました。
特にそれが見られたのがブラジルGP。最後尾の20番手スタートだったものの、セーフティーカーやレースの混乱を利用してこつこつと順位を上げ、最終的にはハミルトンの5秒ペナルティーで、マクラーレンにとって2072日ぶりの3位表彰台を獲得しています。
それとは裏腹に、赤い某Fチームは悪いストラテジーで何ポイント落としたことか...
そう考えると優秀なストラテジストはチームに欠かせないですよね!
4.まとめ
マクラーレンはかつては憎いほど強いチームだったもの、最近その強さは影を潜めていました。
しかし今年は違いました。コンストラクターズランキングでは4位、ドライバーズチャンピオンシップではサインツが6位を獲得しています。
ホンダと組んだ3年間、自分も大いに期待していましたが、いい結果にはなりませんでした。
マクラーレンファンとして、マクラーレンホンダでこの結果を見たかったのが正直な感想です。
しかし別れた後はお互いにいい方向に向かっています。
マクラーレンが本当に試されるのは2020シーズンでしょう。
ルノーエンジン3年目で、どこまでこの勢いを維持できるか、そしてどこまでメルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強に近づくことができるのか、そしてポディウムの一番上で優勝トロフィーを掲げることができるのか。
ファンとして、期待して2020シーズンもみていきたいです。
ひとりごと
なんでF1公式の動画引用してるだけなのにFOMにブロックされるんだYO!
ただただ引用したいだけなんだYO!許してYO!